和名:メクラツチカニムシ
学名:Mundochthonius japoonicus
大きさ:0.8〜1.2 mm
採集できる季節:1〜 月
採集できる場所:奈良教育大学の図書館裏で採集されました。
説明:ブナ帯でおおくみつかります。クモの仲間ですが、カニのようなはさみをもっていることから、こうした名前がついています。餌は、トビムシなどです。メクラとなっていますが、眼は単眼が1対あります。ツルグレン装置で採集されました。

北海道(ほっかいどう)、本州(ほんしゅう)、四国(しこく)、九州(きゅうしゅう)、屋久島(やくしま)でみつかります。

かたちの

とくちょう

  • 体が小さいわりに、鋏顎(きょうがく)が大きい。
  • 基節棘(きせつし)は第2歩脚にのみある。
  • 触肢(しょくし)はさみの歯は小さくて丸みを帯び、互いに接している。
  • 体色は黄色から黄色っぽい茶色。
さんこうに

した本

日本産土壌動物検索図説 東海大学出版会

改訂校庭のクモ・ダニ・アブラムシ 全国農村教育協会